コードシェア便ってなに?
航空券を検索していると「コードシェア便」という表現を目にすることがあります。コードシェア便とは、複数の航空会社が1つの航空便を共同運航するフライトのこと。”共同” といっても実際にはどれか1社(=運航会社)の航空機・乗務員を使って運航し、それ以外の提携航空会社は座席の販売のみ。この時、提携航空会社は自社の便名をつけて販売するため、コードシェアで運航されるフライトには複数の便名がつけられています。
A社(運航会社)の○○便を、コードシェア提携するB社が□□便、C社が△△便として販売。
➡ B社・C社から航空券を買った人も、実際に搭乗するのはA社の飛行機です。
コードシェア便の見分け方
他社が運航するコードシェア便の場合、フライトの検索画面に「運航会社○○」、「○○航空会社による運航」などの記載があります。また、コードシェア便は4ケタの便名になっていることが多いです(上記の写真参照)。
コードシェア便のメリット・デメリット
■メリット
・フライトの組み合わせの選択肢が増える
・自分がマイレージ会員になっている航空会社から予約をすることで、他社運航便に乗ってもマイルをためることができる(※積算対象かどうか要確認)
■デメリット
・運航会社から買うよりも料金が割高になっていることが多い
・運航会社の設備やサービスが、予約を入れた航空会社に比べて劣ることがある(その逆もある)
コードシェア便のチェックインはどこでする?
もしも予約した航空券がコードシェア便だった場合、チェックインは運航会社のカウンターで行います。空港に着いたらまずは案内板を確認して、運航会社のカウンターを探しましょう。
手荷物・サービス等の規定は「運航会社」のルールが適用される
コードシェア便を予約している場合、荷物ルール(預け荷物の重量、機内持ち込み制限)や機内サービスをはじめとして、搭乗に関するルールは運航会社の規定が適用されます。
特に気を付けたいのは手荷物ルールです。例えばA社の運航便を、自分がB社からコードシェア便として予約をした場合、荷物ルールはB社ではなくA社のルールに従う必要があります。航空会社によって、○○Kgまで、三辺の合計が○○㎝までなどルールが異なるので、出発前にA社のウェブサイト等から荷物ルールを確認しておきましょう。