海外旅行保険

現在、国によっては「新型コロナウイルスの医療費をカバーする保険に加入すること」を入国条件に追加している場合があります。

海外旅行で万一の医療費や損害を補償してくれるのが「海外旅行傷害保険(以下、海外旅行保険)」です。加入は任意ですが、旅行中は環境の変化で体調を崩したり、慣れない土地で思わぬハプニングに遭遇したりする可能性もありますので、出発までに加入することを強くお勧めします。

■海外旅行保険について知っておくべきこと
旅行先の医療費を考慮して最適なプランを選ぼう(医療費が高額な国は手厚い補償を)
オンライン申込のほうが安くなることが多い
・出発当日の空港でも加入できるが、事前に加入すれば自宅を出発した時点から補償対象になる
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、補償内容がじゅうぶん足りているか確認
・補償の対象外になる場合をよく読んでおく(例:現金・クレジットカードの盗難は補償されない)

こんなケースを保険でカバーできる

※要約して解説していますので、詳細は各保険商品の説明を確認ください

■死亡・入院・治療・後遺障害
旅行中に事故や病気で死亡した場合や、入院・治療が必要になった場合、また、病気や事故によって後遺障害が生じた場合

■航空機が欠航・遅延した場合
予定していた飛行機に乗れず、ホテルに宿泊したり他の交通機関を使った場合などの費用

■携行品の損害
身の回り品が盗難・破損した場合(但し、現金・クレジットカード、コンタクトレンズなど補償されない物品もあります)

■対人・対物の賠償
誤って他人にケガをさせたり、ホテル・お店などで物品を破損した場合

海外旅行保険に加入するには?

海外旅行保険は損害保険会社が販売しています。保険料は、旅行する地域・期間・カバーされる項目・補償額の手厚さによって異なります。

加入手続きは、保険会社(代理店含む)へ直接行うか、旅行会社/航空会社でも取り扱っていることが多いのでツアーや航空券の予約と同時に申し込んでもよいでしょう。

同じ保険会社の商品でも、店頭・郵送よりもオンライン申込のほうが安くなる傾向にあります。

おすすめの海外旅行保険

損保ジャパン 「Off!」
エイチ・エス損保「たびとも」

筆者のおすすめは上記の2つ。どちらも補償内容に対して料金体系がリーズナブルであること、オンライン上で英文契約書の発行ができることが特徴です。

クレジットカード付帯の旅行保険だけで大丈夫?

クレジットカードに海外旅行保険がついている場合、新たに旅行保険をかける必要はあるのか?これはケースバイケースです。というのも、カードの種類によって補償内容が異なることが多いから。同じブランドでも、たとえば一般カードや家族カードについては補償される金額が低かったり、項目の範囲が限られていることもあります。

カード会社の案内(お届け時に同封されている旅行保険の案内、ウェブサイトなど)を事前によく確認しましょう。

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