通信・WiFi

海外でインターネットに接続するには

海外旅行で気になるのが現地でのネット接続です。無料WiFiは日本以上に充実している国が多く、ホテルはもちろん、空港やレストランなどでも利用可能なことが多いですが、常時ネット接続できないと不安・不便なことも多いですね。ここでは海外でネット接続する方法をご紹介します。

日本でWiFiルーターをレンタルする

➠設定が簡単、1台で複数の端末からアクセスできる

最も安心な方法は、日本でWiFiルーターをレンタルする方法です。面倒な設定はなく、WiFiパスワードを入れるだけですぐに使えますし、家族・グループで共有したり複数の端末からアクセスしたりする場合におすすめ。

■利用するには?
空港の店舗で受取/返却ができるものが多く、使い方も店舗スタッフさんに直接聞けるので安心です。イモトのWiFi、グローバルWiFi、JAL ABC、HISモバイルWiFi、楽天トラベルグローバルWiFiなど、多数の事業者から提供されています。

■料金目安
利用料金は渡航国や日数、通信速度やデータ容量などによって異なりますが、目安として1日あたり1,000円前後~。

日本で契約している通信事業者の「海外ローミング」を利用する

➠使っている携帯・スマホをそのまま使える

日本で契約している携帯電話・スマホからインターネットに接続する方法です。ドコモ/au/ソフトバンクなどの回線は海外に行くと「圏外」になるわけですが、かわりに現地の提携事業者の回線を借りてインターネットに接続できるサービスを「海外(国際)ローミング」といいます。

携帯キャリアのほとんどが海外ローミングを提供しています。但し別途ローミング料金が課金されることが多く、料金も渡航先や容量によって異なります。

■利用するには?
ご自身が加入している携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク等)から手続きをします。利用できる対象国・料金設定・利用方法も各キャリアのサイトで確認できます。

海外で現地の「プリペイドSIMカード」を買う

➠料金を抑えたい方長期滞在におすすめ

お持ちの携帯電話・スマホに現地のSIMカードを入れることで、現地の通信回線を利用する方法です。海外では旅行者に便利な「プリペイド式のSIMカード」を扱っている国が多く、特別な契約をすることなく、1週間~1か月程度の短期利用に対応したものが多数販売されています。

■利用するには
海外の主要空港や市内の通信事業者ショップで購入可能。空港ではスタッフさんが設定を手伝ってくれることもあるので、到着したら最初に購入するのがおすすめ。

日本のように煩雑な契約は必要ありませんが、ユーザー登録(不正利用防止の意味もある)のためにパスポート情報などが必要になることもあります。

■料金の目安
プリペイドSIMを販売する事業者によって異なりますが、よくある料金プランは「データ容量x有効期間でいくら」や「データ無制限x○○日有効でいくら」といった料金設定です。

筆者がよく旅行する東南アジアでは、ざっくりした目安として円換算で1,000~2,000円も出せば30G以上のデータ通信もしくは対象期間内で容量無制限のプランを購入できます(有効期間は1週間/15日間/30日などいろいろ)。

■注意点
・SIMロック解除(SIMフリー)端末でないと利用できません。
・初期設定の操作を英語・現地語で理解できる必要があります。空港で購入すればたいていスタッフさんが設定してくれるので安心です。
・日本で契約しているキャリアのSIMカードを抜いて現地SIMに入れ替えるため、日本の電話番号での発信/着信ができなくなります。SIMカードを2枚入れられる端末(ドゥアルSIM)ならカードを抜く必要はありませんが、筆者の過去の経験ではアプリの利用時にたまに不具合が起きたので、使い方や対処法について事前にリサーチしておいたほうがよいでしょう。

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